第2回ユースクリニックを開催しました
― 若い世代が安心して相談できる場所をめざして ―
2026年3月4日(土)に第2回ユースクリニックを開催しました。
ユースクリニックは、月経や性、身体や心の悩みなど、若い世代が抱えるさまざまな健康の問題について、
気軽に相談できる場として世界中で取り組まれています。
今回は、その目的や意義、日本の現状、そして当院の取り組みについてご紹介します。
【ユースクリニックとは】
ユースクリニックとは、主に思春期から若年成人期(ユース世代)を対象とした相談の場です。
この年代は、月経や身体の変化、性や妊娠に関する不安、人間関係やこころの悩みなど、
多くの変化や課題に直面する時期です。
しかし、日本ではこれらの問題について
「どこに相談したらよいかわからない」「病院に行くほどではない気がする」と感じてしまう若者も少なくありません。
ユースクリニックは、そうした若い人たちが安心して相談できる“入口”の役割を担う場所です。
若者の性と生殖に関する健康(SRHR:Sexual and Reproductive Health and Rights)を守るために、
プライバシーが守られる、若者にやさしい環境、気軽に相談できる雰囲気、といった特徴を持つ相談場所して発展してきました。
現在日本全国で、思春期医療やプレコンセプションケアへの関心の高まりとともに、ユースクリニックの取り組みが少しずつ広がっています。
【当院のユースクリニックの取り組み】
当院では、思春期女性が月経や性に関する悩みを気軽に相談できる場所としてクリニックを開放し、ユースクリニックを開催しています。
今回は第1回に続き、第2回の開催となりました。
第1回の参加者アンケートでは「プレコンセプションケアについて知りたい」という声が多く寄せられました。
そこで今回のユースクリニックでは、院長によるプレコンセプションケアのミニ講座も実施しました。
プレコンセプションケアとは、将来の妊娠や出産だけでなく、自分自身の健康を大切にするための知識や生活習慣について考える取り組みです。
参加した若い世代の方々が、自分の身体について理解を深めるきっかけとなれば嬉しく思います。
【今後の予定】
次回は第3回ユースクリニックとして、6月の開催を予定しています。
これからも、若い世代が安心して相談できる場所として、地域の皆さまと一緒にユースクリニックを育てていきたいと思います。
