身体的拘束を最小化する取り組み
医療法人ビーアイ ブルーム女性クリニック仙台駅東口(以下、当院)では、「患者または他の患者等の生命・身体を保護するため緊急やむを得ない」場合を除き、身体的拘束を行いません。
- 上記の身体的拘束を行う場合には、その「態様」「時間」「拘束時の患者の心身の状況」「緊急やむを得ない理由」を記録します。
- 身体的拘束とは、抑制帯など「患者の身体または衣服に触れる何らかの用具を使用して、一時的に当該患者の身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限」をいいます。
- 当院では、身体的拘束最小化対策に係る医師として院長が、看護職員として主任が身体的拘束最小化チームとして対応いたします。
- 身体的拘束最小化チームでは、以下の業務を実施します。
- 身体的拘束の実施状況を把握し、管理者を含む職員に定期的に周知徹底する
- 「身体的拘束を最小化するための指針」を作成し、職員に周知し活用する
- 身体拘束の実施状況を踏まえ、定期的に当該指針の見直しをおこなう
- 入院患者に係る職員を対象として「身体的拘束の最小化に関する研修」を定期的に行う
医療法人ビーアイ ブルーム女性クリニック仙台駅東口 理事長 院長
志賀尚美
2025年10月9日
適切な意思決定支援に関する指針
医療法人ビーアイ ブルーム女性クリニック仙台駅東口(以下、当院)は、患者様が適切な意思決定をすることができるように、以下の指針を定めます。
- 医師等の医療従事者から、現状、医療行為等の選択肢、今後の予測などの適切な情報提供を行います。
- 医療・ケアを受ける本人およびそれを支える家族が、医療・ケアチームと十分話し合いを行えるようにします。
- 本人の意思を最優先とし、家族や医療・ケアチームが納得できる意思決定となることを目標とします。
- 意思は変化しうるものであることを踏まえ、本人や家族との話し合いが繰り返し行われるようにします。
- 話し合いの内容は都度診療録に記録し、医療・ケアチームへと情報共有を行います。
- 本人の意思決定ができない場合は、以下の手順によって、本人にとっての最善の方針を決定します。
1.家族等が本人の意思を推定できる場合は、その推定意思を尊重します。
2.家族等は本人の意思を推定できない場合は、本人に代わる者として家族等と十分に話し合います。
3.家族等がいない場合および家族等が判断を医療・ケアチームに委ねる場合は医療・ケアチームの中で十分に話し合います。 - 話し合いの中で、意見がまとまらない場合や合意が得られない場合は、院内および協力医療機関にて検討の上、方針等について助言を得ます。
医療法人ビーアイ ブルーム女性クリニック仙台駅東口 理事長 院長
志賀尚美
2025年10月9日
